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前回の【ホームページ改善】ユーザーが知りたい情報を増やしホームページに集客する方法とは?では、
ホームページを見てもらえるように、
1. 店舗情報、商品、サービス内容
2. 電話や店頭でいただいた質問、検索ユーザーのニーズ
3. 競合と比べて不足している情報、自分のお店だけが提供できる商品やサービス
を掲載して、ユーザーが知りたいコンテンツ(情報) を増やしましょう。
というお話をさせて頂きました。
今回は、「ホームページの目的に合わせてゴールを決める」という内容でお話をさせて頂きます。
ここで問題です。
あなたのホームページにはどんな目的がありますか?
例えば
- 商品を購入してほしい
- お問い合わせをしてほしい
- 資料請求をしてほしい
- 来店につなげたい
- 予約をしてほしい
- アクセス数を増やしたい
など、ホームページによって様々な目的があります。
目的を明確にし、数値目標まで落とし込まないと何を改善していけばよいか分かりません。
数値目標を設定し、設定した数値に達成していなければ何らかの改善が必要になります。
そのため今回は、ホームページの目的からゴールを決めて改善する方法を考えていきます。
あなたのホームページのゴールは何ですか?
埼玉クレープ・タピオカ移動販売Floretさんのホームページを例に考えてみましょう。
ホームページのアクセス解析をしながら、改善をしていく様子を紹介します。
Floretさんのように移動販売の場合「ホームページを見て、来店してほしい」という目的があります。
では、来店してもらうために必ず見てほしいページはどこでしょうか?
移動販売のため、来店してもらうためには、いつ、どこに出店するのか「出店カレンダー」のページを見てもらう必要があります。
Floretさんの場合は、「出店カレンダー」をゴールにします。
どのページをゴールにするのかは、あなたのホームページの中で「ユーザーにどう行動をしてほしいか?」を考え、目的にあったゴールを設定してください。
Googleアナリティクスでゴールを設定する
ゴールのページが決まったら、Google アナリティクスの「目標」という機能を使用し、設定してください。
設定方法は、以下の通りです。ほとんどの会社・個人はゴール(目標)の設定をしていません。これを機にぜひ設定してみてください。
- 管理・目標
- 新しい目標の追加
- カスタムを選択・ 続行
- 目標の名前を入力・ 到達ページ・続行
- 目標ページのURLを入力・保存
設定方法は以上です。
目標が達成される傾向が見える
Googleアナリティクスの目標設定をすることで、
- どんなキーワードで検索したユーザーがどの情報を見ているのか?
- 目標を達成するユーザーはどんな経路で訪問しているのか?
- どんなページを見ているのか?
- スマホとパソコンではどちらが多いのか?
といった、目標を達成するユーザーの傾向や、達成していないユーザーとの違いもわかります。
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目標に設定していた「出店カレンダー」は約20%の方が見てくれることが分かりました。移動販売のページなので、カレンダーを見ればどこに出店するかは分かりますが、もし、改善点をあげるとすれば、出店場所の地図(Googleマップ)を載せることでしょうか。
実際には、Googleアナリティクスのデータをもとに「考え、やってみて、検証し、改善する」というサイクルを回しながら、ホームページの目的達成に近づけていきましょう。
まとめ
今回は、ホームページのゴールを決めて改善する方法を紹介しました。
ホームページの中で「ユーザーにどう行動をしてほしいか?」を考えて、目標を設定してみてください。