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皆さん、ホームページを制作したら、ふーと安心していませんか?
ホームページは作ってからが始まりです。安心してはいけません。
Webサイトの目的の明確化がなされていますか?
例えば、1ヵ月お問い合わせ10件、資料請求20件など定めた目的に達していなければ、作ったホームページは効果をあげているとは言えません。
ではどうすればよいのでしょうか?これ以降説明していきたいと思います。
あなたのホームページに、1日どのくらいの人が訪問しているか知っていますか?
5人?10人?50人?100人?
「知らない」という方もいるかもしれません。
では、みなさんが運営されている店舗には、1日どのくらいのお客さまが来店されていますか?(運営されていない場合は店舗を運営している店長になったつもりで考えてください。)
店頭では、接客や売上を集計をすることで、来店者数や売れ筋商品を知ることができます。また、アンケートを実施すれば、住まいの地域や来店回数、お店を知ったきっかけなどを知ることもできます。
ホームページの場合は、どうすれば分かるの?
ホームページの場合は、「アクセス解析」ツール(無料のGoogleアナリティクス)を導入することで、
- どのくらいのユーザーが訪問したか
- どの地域からアクセスしているか
- どんな経路でホームページにアクセスしているか
- どのページが人気があるか
など、ホームページに訪問するユーザー(お客さま)の情報を知ることができます。
「アクセス解析」って難しそうなイメージがあるのですが・・・
「アクセス解析」って聞くと、ちょっと難しそうな感じがしますが、店舗の場合(例えば近所のコンビニエンスストアなどを見てください)は、接客や売り上げ(POSデータ)、またはアンケートなどの情報をもとに、商品や店内レイアウト、サービスや接客の「改善」を行っていきますよね。
ホームページでは、アクセス解析ツールでデータを収集、分析、それをもとに改善していくことを「アクセス解析」と呼んでいます。
たとえば、
- パソコンよりもスマホからのアクセスが多いから、スマホからも見やすいレイアウトにしよう(今ではパソコンよりスマホからのアクセスが多いので、スマホに対応したページがほとんどです)
- 検索で訪問されないページがあるから、ユーザーに役立つ情報を追加して検索されやすいページに変更しよう
- お問い合わせする人は、どうやってホームページを発見しているんだろうか?お問い合わせが増えるように、流入経路(自然検索、ソーシャルメディアなど)を分析しよう
といったように、「アクセス解析」をすることで、訪問するユーザー(お客さま)に満足してもらえるホームページを作り、売り上げやお問い合わせにつなげることができます。
アクセス解析ツールを導入すれば、こんなことがわかる!
アクセス解析ツールを使って、どんなことがわかるのかご紹介します。
他にもアクセス解析ツールはありますが、今回ご紹介するはGoogleが無料で提供しているアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」です。
下の画面は、私の趣味ブログ(東京から日帰りで行けるパワースポット巡り)で設定している、Google アナリティクスのレポート画面です。
赤い枠の中が、基本のメニューです。「ユーザー」の中にある、「概要(ユーザーサマリー)」というレポートページが表示されています。
このページで、どのくらいのユーザーがホームページに訪問しているかを知ることができます。
赤い枠の中のメニューを上から見ると、
- ユーザー
- 集客
- 行動
- コンバージョン
と並んでいます。ちょっと聞き慣れない言葉かもしれません。
ざっくり言うと、ユーザー→「どんなユーザーが」、集客→「どこから来て」、行動→「どんなページを見たか」、コンバージョン→「どのくらい成果があったか」を知ることができます。
第2回は、「Google アナリティクスを使うとどんなことがわかるのか?」では、具体的にどのようなデータを見ることができるのかをご紹介していきます。
まとめ
店舗では、接客や売り上げの集計、アンケートなどを行うことで、お客さまの情報を知ることができますが、ホームページでは、Google アナリティクスなどのアクセス解析ツールを使うことで、訪問するユーザーの情報を知ることができます。
その中での気づきをもとに、ホームページを改善していくことで、訪問するユーザーに満足してもらえるホームページに近づき、売り上げやお問い合わせにつながっていきます。
みなさんのホームページには、どのくらいのユーザーが訪問していますか?
まずは、1日どのくらいのユーザーがホームページに訪問しているか、調べることから初めてください。
それがホームページ改善の第一歩です。